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玖楼国

小狼(しゃおらん/Xiaolang)

 7年前に異国からやってきた、考古学者のたまご。
 玖楼国の砂漠に埋もれた遺跡の発掘を行っている。さくらに好意を寄せているが、身分の違いからかどうも遠慮しがち。
 記憶を失い、命すら危ういさくらを救うため、彼女の心を取り戻す旅に出る。
 養いの父・藤隆に拾われるまでの、幼少の頃の記憶を失っており、そんな自分の過去が記憶を失ったさくらの状況を投影させる。

☆出典:「カードキャプターさくら」で登場。はじめはさくらに敵対心を持っていたが、次第に心を惹きつけられる。

桜(さくら/Sakura)

 玖楼国(くろうこく)の王女で、王位第一継承者。
 天真爛漫で、身分を鼻にかけない姿から、民衆からも慕われている。
 世界を変える、ふしぎな力を持ち、それが故に刺客の手により遺跡に取り込まれ、これまでの記憶(思い出)の全てを失ってしまう。
 幼い頃から亡くなった人を見たり話したりすることができる力を持つ。

☆出典:「カードキャプターさくら」の、文字通り主人公。ほんわりとした性格。クロウカードを集め、稀代の魔術師、クロウ・リードの後継者としての力を持つに至る。

桃矢(とうや/Touya)

 玖楼国の王で、さくらの兄。さくらを穫られるという嫉妬心からか、小狼のことをあまりよく思っていない。
@阪神共和国:お好み焼き屋「風月」の店員として登場。

☆出典:「カードキャプターさくら」で登場。やはりさくらの兄。やはり小狼に敵対心を持つ。

雪兎(ゆきと/Yukito)

 月の力を持つ神官。予見の力を持つ。桃矢とは幼なじみ。小狼とさくらを異次元へと送りとばす。
@阪神共和国:桃矢と共にお好み焼き屋「風月」の店員として登場。

☆出典:「カードキャプターさくら」で登場。さくらが最初好意を寄せていたのが彼。
クロウ・リードが作り出した月の守護神で、第二部ではさくらを守る「月(ユエ)」として活躍する。

藤隆(ふじたか/Fujitaka)

 小狼の養いの父。ある日、街角で雨の降りしきる中、一人で膝を抱え座る小狼を見つけ、以後育ての父となる。
 考古学者で、あちこちの国の遺跡を発掘し歩くが、玖楼国での発掘作業中に事故により命を落とす。

☆出典:「カードキャプターさくら」ではさくらの父で、大学の考古学教授を勤めていた。優しげな笑顔はツバサでも変わらず。


関連作品:カードキャプターさくら

(関係キャラクター:小狼、桜、桃矢、雪兎、藤隆、知世)

 主人公の木之元桜は小学校4年生。ある日、家の書棚に眠る一冊の本を開いたところから、彼女のどきどきする毎日が始まります。彼女が開けた本、それは昔、魔術師「クロウ・リード」が作り上げたという封印の書。その中で眠っていた、魔法のカード「クロウカード」。本の番人でありながら、どこか抜けているオレンジ色の「ぬいぐるみ(?)」ケロちゃんと、さくらちゃんが大好きな親友・知世ちゃんとともに、彼女のカード探しが始まります!

 作品はCLAMPの名を不動の物にした名作。魔法少女ものの中では異色とも言える「変身…ではなくてお着替え」してカードを集める姿は、「がんばるのはあくまで自分次第」というメッセージとも言えます。他にも「生徒と先生の禁断のLOVE」とか「さくらをひたすら追いかけるともよ」「雪兎を前に言葉に詰まる桃矢」など「わかる人にはツボ」な要素をあちこちにちりばめ、「ちっちゃなお子様」から「おっきなお友達」までを虜にした作品。