トップページデータノートストーリー紹介【ツバサ−RESERVoir CHRoNiCLE−】

Chapitre.17−魔術の元

次々と現れる異形の戦士達を倒していく小狼、最後の一人を倒した瞬間、領主の息子は竜巻のような風を起し小狼に攻撃してきた!!
領主の秘術に倒れた小狼を心配するように寄り添うサクラ。春香は領主の息子の行動に怒りをあらわにするが、領主の息子も負けてはいない。「暗行御吏は来ない!」と言い切る領主の息子は、街娘と老人に店の没収とムチ打ち300回を言い渡す。
春香の家に戻った小狼達、その異変にファイは気づく。今まで領主を倒せなかった経緯を語る春香。どうやら、モコナが感じた不思議な力は領主の秘術だったようだ。ファイは領主の息子を誘拐してみては?と提案するが、蓮姫(リヨンフイ)の町中を秘術で見張っていると語る春香。
1年前に急に強くなった領主とサクラの羽根の関連性を探るファイ。ファイの話を聞いた小狼は領主の元へ羽根を探しに行こうとするが、領主の秘術を破らない限りは行くだけ無理とファイは言う。
そこで、モコナが次元の魔女「侑子」に聞いてみようと、モコナの額からホログラムのように侑子の幻影を映し出す。便利のもほどがあるだろうと突っ込む黒綱。
秘術を破る方法を尋ねるファイだが、侑子はファイの魔法を使うように言ってきたが、しかし、ファイは魔法を使わないと決め込んでいる。ファイは魔法の道具を侑子に渡すことで、城の秘術を破る物を侑子に貰うことにした。モコナを通じて送られてきた、何かを秘めたような珠を手にした小狼は意を決したようだった。