トップページデータノートストーリー紹介【ツバサ−RESERVoir CHRoNiCLE−】

Chapitre.44 - 最強の鬼児

「小人の塔」で悪戦苦闘すると小狼と黒鋼。
小狼にまとわりつく触手のような魔手は、切っても切ってもまとわりつく。まとわりつく魔手を黒鋼がぶった切った!!その瞬間、小狼はライターをポケットから取り出し、魔手に火を放った!!
響き渡る雄叫び、その隙をつき、階段を上へと上っていく二人・・・。

一方、喫茶「猫の目」には星史郎と鬼児がファイの目の前に立ちはだかっている。冷静にファイは、小狼に戦い方を教えた星史郎か訪ねた。同じく、星史郎もファイに話し始めた。異世界を渡るための次元の魔女に渡した対価の事など・・・。話しが終わるや否や、星史郎は炎の鬼児を使いファイに先制攻撃!!攻撃をかわしたファイは、モコナにサクラのそばを離れないように言った!!

星史郎は気づいていた、ファイが足を痛めていることを。そして、何故魔力を使わないのか?答えを聞くと同時にとどめの一撃をファイに放った!!

小人の塔を進んでいく小狼たち。鬼児は確かに弱くはない。しかし、戻って来れる確率が低いことも納得できる。しかし、鬼児にやられたら死体が残るはず、そんな疑問が駆けめぐっていた。
目の前は行き止まりかと思わせるほど大きな扉がそびえ立つ!!黒鋼の「気を抜くな」と言うと同時に大きな扉を少しずつ開けた・・・。
向こうから小さい二人の子供が「お客様ですー!!」と元気よく走ってきたが、実際に目の前まできてみると小狼を上回る位の大きさ。二人は小人の塔、すももと琴子。早速、小狼は「鬼児に従えるモノ」について訪ねた。そんな中、鬼児により一般人が死亡したことを知らされる。

そして、その場所は喫茶店「猫の目」だった!!