トップページデータノートストーリー紹介【ツバサ−RESERVoir CHRoNiCLE−】

Chapitre.47 - 遠き落日

桜都国は「夢卵(ドリームカプセル)」が作り出す仮想世界だった。
仮想世界に取り残された、黒鋼とモコナ。鬼児は建物をも上回る大きさに!黒鋼は必殺技を炸裂させる。草薙たちと合流した黒鋼は、仮想世界の事をいまいち飲み込めないでいる。
その時、黒鋼たちの体は空気に溶け込む!!

仮想世界から一足先に退去させられた小狼は千歳から仮想世界の概要を聞いていた。桜都国での出来事は、危険な目にあおうと現実ではない、その世界から退去すれば、それは夢の中の出来事。しかし、干渉者は外部から仮想世界の鬼児を操っている。このままでは、夢が夢で無くなる!!千歳は危機感を抱いていた。

轟音に驚いた小狼たち!!
振り返ると妖精遊園地(フェアリーパーク)は轟音とともに鬼児たちの襲撃に遭っていた!!夢が現実になってしまった。

黒鋼たちは、現実の世界へと退去させられていた。しかし、草薙や蘇摩たちは桜都国の格好のまま現実世界へと退去させられていた。目の前には妖精遊園地を襲う鬼児の群れが!その先には竜のような鬼児の上に立つ、星史郎の姿が!!
黒鋼は小狼との約束を覚えていた。「日が変わるまでに帰ってこなければ、俺の勝手だ・・・」
小狼は黒鋼の元には戻ってない、そして、黒鋼は戦うために星史郎の元へ向かっていった・・・。