トップページデータノートストーリー紹介【ツバサ−RESERVoir CHRoNiCLE−】

Chapitre.51 - 魔物の正体

新しい国で、魔物の話を聞き羽根を求めて出発した、小狼、黒鋼、サクラの3人とモコナ。樹海の奥にある洞窟を目指して・・・。しかし、その魔物の正体は一切分からない。
そのとき、大きな音とともに、小狼達の頭上へ巨木が落ちてきた!!
とっさにかわし、黒鋼が巨木を真っ二つに切り裂き難を逃れた。
そして、大きな音と竜巻のような風が!!敵の罠か?それとも何らかの術か・・・。黒鋼は強風で飛ばされてきた小石を交わし真剣に考える・・・が、黒鋼の胸元にはピクニック気分のモコナが・・・。
竜巻は意志を持っているかのように、さらに強くなっていく・・・。
一方、村に残ったファイは村のウサギのような住人と楽しそうに話している。黒鋼の苦労を人ごとのように・・・。そして魔物の事を詳しく聞くことにした・・・。
小狼達は、木にしがみつきながら一歩一歩前進をしている・・・。サクラも飛ばされそうになりながらも、小狼とともに進んでいく。
モコナは村にたどり着いた時より更に羽根の力を強く感じ始めた・・・。
そのとき、小狼は竜巻の中から見える、オアシスのような風の吹いていない場所を見つける!!罠だろうか?羽根の力も更に強く感じる・・・。サクラも風の強さが一定ではないことを小狼に伝える。そして、小狼は風のタイミングをよみ、桜都国で手に入れた剣を利用し、一気に前進する!!
小狼達は竜巻の中へ何とかたどり着く、そこはいたって静かな場所だった・・・。洞窟の入り口にも魔物の気配はない・・・。
小狼はハッとする!!魔物は生き物のことではなく自然発生した竜巻の事では無いか?と・・・。
しかし、羽根はいったいどこにあるのか?小狼は疑問に思う・・・。