トップページデータノートストーリー紹介【ツバサ−RESERVoir CHRoNiCLE−】

Chapitre.81 - 見えない干渉者

シャボン玉のようなボールの中には、キラキラと光る星のマークのバッジが輝いていた。黒鋼はどうやって取るのか困惑気味。ファイは一気にボールに近づいた!!するとボールは、シャボン玉が割れるようにサッと裂け、中のバッジが飛び散った!しかしファイも黒鋼もバッジを無事にキャッチ。
どうやら、ドラゴンフライが近づいた時だけボールが裂けバッジが取れるようだ。先頭集団はどんどんバッジを取っていく。中には取り損ねる選手も・・・。
残(のこる)の乗ったフライングレディ号も一気に接近し余裕でバッジを手に。続くモコナ号の小狼もボールに接近した。しかし次の瞬間、ボールが破裂!!飛び散るバッジ!!
機体の羽根を器用(きよう)に扱って何とか取る事が出来た。
バッジを保護するボールを失った今、バッジはどんどんと落下・・・。
司会者もただごとでは無いような白熱した放送を・・・。心配する知世、そして、コースの監視員の増員を指示する。
その頃、サクラは後方で残りのバッジを取るために頑張っていた。残り少ないバッジ。ボールを支えていた支柱に最後のバッジが残っている!真剣な眼差しでバッジに手を伸ばした瞬間、勢い余ってバッジを落としてしまった!!