トップページデータノート「XXXHOLiC」ストーリー紹介(コミック版)

第125話

「家が、怖いんです」
少女はそう呟いた。
少女の話によると少女の家の全域で誰もいないのに物音がしたりものが移動したりするという。
すると、侑子は彼女に謎の鈴を渡して言った。
「家の中ではこれを肌身離さずつけていて。」
四月一日は学校の昼休みにひまわりとのランチタイムを楽しんでいた。
「それで、その鈴を持ってたら家で物音がしたりしなくなるのかな?」とひまわりは問う。
「うん。侑子さんが対価はネガイが叶ってからでいいって言ってたし。」と四月一日は答えた。
すると横から百目鬼が割り込んできて言った。「鈴って言うのは昔から魔よけとして使われたみたいだしな。熊でもはらえる。」
そして四月一日はいつものように百目鬼とじゃれ始めた。
しかし、三人の予想は外れていたようだ。
四月一日はミセに入ろうとするとあの少女がミセの入り口にいた。
そして侑子のもとに通すと彼女は侑子にこう言った。
「言われたとおり鈴をつけていたんです。でも良くなるばかりかもっと物音がひどくなって・・・」
すると侑子は昨日あげた鈴が二個付いたものをあげた。
「あなたのネガイは叶ってきているでしょう?」
少女はその鈴を受け取った。