トップページデータノート「XXXHOLiC」ストーリー紹介(コミック版)

第126話

休み時間にひまわりと共に教員室につづく廊下を歩く四月一日。
四月一日はひまわりに帰りに寄り道しないかと誘う。
しかしひまわりは「用事があるから・・・」と断る。
けれど、四月一日は言った「それってどうしても今日じゃなきゃいけない用なの?」
ひまわりは首を振る。
そして四月一日はひまわりと帰り寄り道する約束をする。
するとどこからともなく「甘味屋がいい」の声と共に百目鬼が表れた。
そして四月一日は「じゃあ帰りは甘味屋ね」と言い残し教員室に向かっていった。
百目鬼とひまわりは共に廊下を歩いていった。
ひまわりは言う。「四月一日君気づいてたんだね。帰ろうって誘われて私が用事無い時でも用事あるっていってたの。」
それを百目鬼は黙ってみていた。
四月一日は侑子のミセに帰って甘味屋でついでに買ってきたお土産を渡した。
そしてふと呟いた。「そういえばマルとモロはどうしてるんです?最近見ないっすけど。」
侑子はこう答えた。「昼寝しているのよ」
そして侑子は四月一日に甘味と一緒に食べる酒を要求し、台所に行かせた。
侑子は呟く。「あの子達はこのミセを守るもの。ミセの中では普通にしていられるはずだけど今は眠ってないとこのミセを守っていられない状態なの。けどまだこのミセを壊すわけにはいかない。このミセはこれから起こるあることのために構えたものだから。」
四月一日は酒を侑子の所に運ぶ途中であの少女と会った。
その表情は強ばっていて手には3つの鈴がにぎられていた。