トップページデータノート「XXXHOLiC」ストーリー紹介(コミック版)

第145話

貴方が経てきた事実<ホントウ>が
貴方を強くする
四月一日は目を覚ました。その目からは涙が流れていた。
侑子さんが夢でも強く願えば本当になると言ったから…と意志を堅くする。
学校へ行く途中百目鬼と会い、お弁当を手渡しながら自分の弁当を食べたことがないことを思いだし、弁当がおいしいかと聞いた。
百目鬼は美味しいと答えた。
そしてひまわりと会い、四月一日がいつものツッコミがないからどうしたのかと聞くと、四月一日はこう言った。
「こうやってひまわりちゃんと会うことも俺にとっては当たり前じゃないことかもしれないから大切にしなきゃいけないなと思って。」
するとひまわりは私もそう思う、と言った。
百目鬼がお弁当箱が二個あるのを見つけ四月一日はそれは小羽ちゃんのだと言っているとふと視界の先にサクラが現れた。
その肩には闇からのばされた手が迫っていた。