1924 《xxxHOLiC・籠》第195回:スト紹です

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■ 《xxxHOLiC・籠》第195回:スト紹です
黒鋼(ツバサ) [1924] 黒ジィ フレンドメール訂正Mozilla/5.0 (Windows; U; Windows NT 5.1; ja; rv:1.9.1.6) Gecko/20091201 Firefox/3.5.6 2010/01/06(Wen) 01:19
「さっきの『いらっしゃい』は手引きかい」
君尋に言われて,羅宇屋は頭をかいた。
「勘弁して下さい 別嬪さんにゃ弱(よえ)えんで」
女郎蜘蛛が店の結界の中にはいるために,それが必要だったのだ。
「左目もってのなら お引き取り下さい」
「それも素敵だけど」
「今日のわたしは」「お客よ」

通された小部屋で,女郎蜘蛛は,重ねたクッションに体を沈ませた。
「まぁ 狭い」「歓迎されてないのかしら」
「いえいえ」
グラスを2つ用意して現れた君尋は,あなたのために急いでしつらえたと説明する。クッションには管狐の毛が縫い込んであり,灯はすべて狐火。管狐との相性の悪さを逆手にとったのだ。
「こんなに狭いと貴方も火に捲かれるわよ」
「管狐の火はおれを傷つけたりしませんから」
「可愛くなくなったわね」
言いつつ,手渡されたグラスを口に持っていく。
「美味しい」
彼女が貴腐ワインを好きであることを知っていて,出してきたものだった。
「この店の店主ですものねぇ」「その店主にお願いがあるの」
「探して欲しいモノがあるのよ」
店にあるものではないと聞いて,この店からは出られないと告げた君尋は,今のあなたならほかに探す方法があるだろうと言われる。
「探してくれる?」
「対価を支払って貰えるなら」
彼女は,君尋の手のグラスをすっと取りあげると,ワインをじぶんの口に含み,正座している彼のひざにまたがって口移しでそれを飲ませた。手付け代わりと言う。
「それ 最初からおれの分だったじゃないですか」
君尋の顔は笑っている。
「やっぱり可愛くなくなったわ」

「女郎蜘蛛が?」
君尋にご飯をよそってもらいながら,静は言った。
「それでそいつ出してたのか」
君尋の首には,管狐が巻きついて,じゃれている。
「ああ 機嫌悪くて大変だよ」
「無月は女郎蜘蛛ヤなんだもんな」「大好きな四月一日いじめたから」
茶碗をかかえたモコナが言う。おかげでだいじょうぶだったと言う君尋のことばで,顔にキスをしまくる無月。
探しものの依頼と聞いて,静は尋ねる。
「受けたのか」
「仕事だからな」
そこまで話すと,君尋はかっぽう着を脱いで立ち上がった。酒とアテを問うモコナには,きっちり答える。
「台所に用意してある」「酒は宝物庫から焼酎な」

食べないのかと聞く静にあとでと答えて廊下に出た君尋は,マルとモロを呼んだ。
「水盆(スイボン),用意してくれるか」
「あーい」
抱きつく2人に目をやりながらつぶやく。
「仕事は早いほうがいいだろ」「今日は月も良い頃合いだしな」
「何を探すんだ」
静の問いに君尋は答えた。
「紅い 真珠」
□ Re: 《xxxHOLiC・籠》第195回:スト紹です
小狼(カードキャプターさくら) [1924.1] 少佐 (57回)
昇級まで3回 ちょこ フレンドメール訂正Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; .NET CLR 1.1.4322; .NET CLR 2.0.50727; InfoPath.1; .NET CLR 3.0.04506.30; .NET CLR 3.0.4506.2152; .NET CLR 3.5.30729) 2010/01/06(Wen) 19:33
新春最初のスト紹介お疲れ様です。
女郎蜘蛛と四月一日のやり取り、四月一日堂々としててかっこいい。それにお色気作戦にもワタワタしない四月一日(笑)女郎蜘蛛さんは「可愛くなくなった」とは言い得て妙でした。
「籠」になってから侑子さんが消えて華がないよーとこぼしましたが…それに対してのアンサーなんですかね?この展開^^;
でも可愛い四月一日のほうが個人的には好みだったのに(T_T)まあ言ってみても仕方ないですねえ。これも成長したってことでしょうか…きっと四月一日のことだから仕事はきっちりすると思いますが
女郎蜘蛛の払う対価も気になりますね
□ Re: 《xxxHOLiC・籠》第195回:スト紹です
乾闥婆王(聖伝) [1924.2] 中尉 (7回)
昇級まで8回 ずんける リンクフレンドメール訂正Mozilla/5.0 (Windows; U; Windows NT 6.1; ja; rv:1.9.1.6) Gecko/20091201 Firefox/3.5.6 2010/01/07(Thu) 22:30
ずんけるです。
改めまして、あけましておめでとうございます。
あんど、スト紹お疲れ様です。

XXXHOLiC・籠…、侑子さんの色気の代わりに、依頼人に色気が出てきたか?!と思ってみたり。そして、それでも動じないワタちん。どこでそんな抵抗力を身につけたんだ?!(笑)

>黒ジィさん
黒ジィさんもATOK派でしたか〜。
私はパソコンを使い始めてからずっとATOKなので、もはや手足ですねぇ〜。
ただ、家のATOKは少しばかり鍛えすぎたためか、「モノ」と入れると高い確率で「懐所」と出てくるあたりがなんだか。
(ほかにも変換がツバサ仕様になっている箇所が多々。)
□ Re: 《xxxHOLiC・籠》第195回:スト紹です
黒鋼(ツバサ) [1924.3] 黒ジィ フレンドメール訂正Mozilla/5.0 (Windows; U; Windows NT 5.1; ja; rv:1.9.1.6) Gecko/20091201 Firefox/3.5.6 2010/01/12(Tue) 02:28
ちょこさん
> 女郎蜘蛛と四月一日のやり取り、四月一日堂々としててかっこいい。それにお色気作戦にもワタワタしない四月一日(笑)

ずんけるさん
> それでも動じないワタちん。どこでそんな抵抗力を身につけたんだ?!(笑)

もう,あのワタワタは見られないんでしょうか。ちょっと寂しい気もしますね。
これでは,「四月一日君と百目鬼君,やっぱり仲良しだね!」と,ひまわりが言っても,「もう,腐れ縁だな」とか軽く受け流されてしまいそう……。

ずんけるさん
仕事でも,どちらでもいいならなるべく《Word》より《一太郎》ですましたいほうですね。
PCをさわることになったあの当時,最初に気に入ったワープロソフトは《一太郎》ではありませんでした―とおに消え去ったソフトです。つまり,発端は自身で選んだわけではないのですが,《ATOK》というか《一太郎》とも,ン十年のつきあいです。前にも書きましたが,この作品を読むようになってためしてみたら,「四月一日」も「百目鬼」も一発で変換できました。



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