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コミケットとは? |
はじめに- 第 1 章 |
コミケとは「コミックマーケット」の略称で、コミケットとも言います。ともすれば「殻」に閉じこもりかねない同人誌活動を、広く一般に向けてアピールするための場としてはじまりました。以来、企画参加者としてのサークル、読み手、受け手としての一般参加者、そしてコミケット準備会の三者が共同で運営していくイベントとして定着しています。 1975年にはじまったこのイベントは、以来場所を変えながら次第にその規模を大きくし、現在では2日間(または3日間)開催、一日当たりの参加サークル数は約11,000、参加者は10万人を超え、開催期間中の延べ入場者数はコミックマーケットで40万人を数えるなど、その規模は並大抵の市町村の人口を軽く超えるものになっています。また、2日間開催の場合のランニングコストはなんと1億5000万円を突破するという大規模なものです。現在コミックマーケットが開催されているのは、東京・有明にある国内最大規模の屋内展示場である「国際展示場」(通称:東京ビッグサイト)で、東館の6ホール、西館の4ホールの全てを借り切っています。この施設を全館借り切るイベントはコミックマーケット以外には無いということからも、コミックマーケットの規模の大きさが伺い知れるでしょう。 この膨大なる参加者のすべてがマンガ・アニメのファンというわけではありません。実に様々なジャンルの作品が出展されています。具体的にどのようにジャンルが分けられているか、どのような作品が出展されているかは、第3節のジャンル分けについてご覧下さい。 |
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