■　巻きの一　「金沢の水」

通いの洋食屋で売られていた、190mlで\110の代物。
これは我が家（と言ってもアパートだが）の水道蛇口をひねれば出てくる物とは違う。
違う…と思う。
製造元、金沢市企業局。
ここは金沢の上下水道を一手に管理するところである。
つまり、何が言いたいかはもうおわかりですね。
水道水（もどき??）を缶に入れて売るなよ、まったく。

■　巻きの二　「リポナミンＥ」

ネーミングセンスは最強でしょう。
誰がどう見ても、あの「ファイトー!いっぱーつっ!!」のアレと「元気ハツラツ」なソレの名前をくっつけたなとわかるこの代物、佐渡ヶ島は両津にある、とある酒屋で売られていた。
中身は毒々しいまでの黄色の液体。
味は…うむ、なかなかにしてマズい。
佐渡を訪れたら一度はどうぞ。
…一度以上はさすがに…ね。

■　巻きの三　「ごっくん馬路村」

　この名前を見てどんな飲み物か想像が付いた方は、かなりのマニアか変人です。
　「馬路村公認飲料」であり、「日本の101村展・優秀賞」を受賞したというこのジュースは、

• ふるさとを想う時」
• 自然が足りない時
  よーく振って
  一気にごっくんと
  飲んで下さい。
• 馬路村が体じゅうに
  広がります。
  （原文のまま）

そうで、しかも「おねがい」として

村の山や川は昔の
まんまです。
空きビンはすてないで。

とまで書かれている。しかも、ご丁寧に手書きである。

　原材料はハチミツとゆず。一世を風靡した「はちみつレモン」のゆず版と考えてみてください…って想像できんわな。ま、「ゆず」な味がして味は普通です。

　以上、好き放題に書かせていただいたが、まだまだここに紹介していないゲテ物があるし、また、まだ発見していない物もあるやもしれない。
　これだけでも、日本の中に「あなたの知らないアナザーワールド」が広まったのではなかろうか。
　尚、もし、まだまださらに強烈なゲテ物があるとするなら、是非当方までご一報いただきたい。