スカイメイトとは、22歳未満の若者が格安で飛行機に乗られるものです。\1,000であらかじめ会員になっておく必要はありますが、混雑期でも通常料金の半額で飛行機に乗れるのは魅力です。 しかし、物事には光と影があるように、この制度にも弱点があります。スカイメイトが使えるのは、希望する飛行機に空席があるときで、しかも当日にならないとわからないのです。言い換えてみたらキャンセル待ち。必ずしも希望する便に乗られるとは限りません。それでも値段の魅力は捨てきれないでしょうから、いくつかポイントを述べておきます。
- あらかじめ便の予約状況を聞いておく
これは鉄則でしょう。空港に向かう前から満席だったら、どうがんばっても乗られる見込みは薄いでしょう(ゼロではないですが)。ダメなら「次の手」を考えておきましょう。具体的には搭乗時刻/搭乗日を変える、出発/到着空港を変える、といったところでしょうか。とにかく日程には十分なゆとりが必要です。
- 空港には早めに到着し、手続きをする
スカイメイト利用者は、手続きを済ませた人から順にチケットが手渡されていきます。逆を返せば、まずは空港へと向かうことが重要となります。出来る限り朝一番で空港へと向かうようにしましょう。観光するならその後に、ね。
- 便数が多い路線をねらう
一日一本しか就航しない路線だと、乗れない危険性がかなり高くなってしまいます。面倒でも本数が多い空港へと発着地を変える工夫が必要でしょう。たとえば、名古屋行きよりも東京行きにするとか、石垣島発よりも那覇空港発を選ぶといったことです。中には与那国島〜石垣島(沖縄県内航路/JTA)のように、観光シーズンには常に満席といった航路がありますが、こういった便はスカイメイト利用をあきらめると言った潔さも必要かと思います。
- それでもあきらめきれない人は…
たとえ満席の便であっても、予約している/航空券を購入した人が飛行機の出発15分前までに搭乗手続きが済まされなければ、自動的にキャンセルになってしまうので、そのキャンセルを活かすといった手法があります。ただ、これは本当のギリギリになって初めて目的の便に乗れる事がわかるので、危険性も高いこともおわかりいただけるでしょう。
なお、JAS(日本エアシステム)では予約できるスカイメイトがありますが、割引率は25%と低く、お勧めしがたいものです。 スカイメイトでは割安ですが年齢制限があります。次は各航空会社が出す割引チケットを紹介します。
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