早割・特割チケット |
飛行機での旅- 第 08 章 |
飛行機のチケットが他の交通機関のものと大きく異なるのが、割安チケット制度です。 この割安チケットには、大きく分けて2種類あります。 1つが飛行機に乗る日から数えて14日以上前から航空券を購入する「早期割引」、そしてもう一つが特定路線、特定便に対して割引が適用される「特別割引」です。一般に「早割」と呼ばれていたりしますがこれは全日空の商品で、日本航空の場合は「前売り」、日本エアシステムの場合は「レインボーきっぷ」となります。同様に「特割」は「特売り」、「割得」となります。 早期割引は発売日から21日前までの購入で40%引きとなるもので、日本エアシステムの場合は14日前までの20%の割引があります。ただし、いずれも座席数が限られており、また、航路によっては割引率が低かったり、設定すらされていないものがあります。また、連休時や長期休暇(春休みや夏休みなど)は利用できません。 特別割引は航路、期間、便によって変わり、まったく設定されていないものもあればほぼ全面的に採用されている物もあります。往復だと更に安くなる路線もあります。割引率は最大で50%。とはいえ、5%しか割り引かれない物もあります。前日までの購入までに適用されます。 この他に、日本航空ではインターネット経由の予約の場合、5%の割引きになります。また、全日空では年に数回、日本全国の全路線を一律1万円で提供する「超割」というサービスがあります。ただ、超割は人気が高いので、発売と同時に予約するほどの覚悟が必要です。 注意しなければならないことがあります。早割・特割とも、予約や旅程の変更はできません。(早割は出発当日、出発便よりも前の便で空席がある自社の便に限り変更可能。特割は一切の変更不可能。)変更したい場合は一旦キャンセルすると言うことになります。また、早割はキャンセルの場合の手数料が高いので注意。通常の取り消し料・420円に加え、通常運賃の35%が手数料として差し引かれます。例として、東京〜大阪間の運賃・16,250円に対して、特割きっぷは9,750円。しかし、手数料は6,100円にもなります。予定が確定しない時に早割きっぷを買うのはやめた方がいいかも知れません。 |
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