船の場合は2ヶ月前から予約を受け付けるところが多いです。予約が不要な短距離船なら直前に買うと言った手段もあります。特に夏季の北海道航路を車やバイクと共に渡るつもりの人は、早め早めの予約が必要です。(一ヶ月前では取れないことがかなりあります。)また、混雑期の小笠原海運のように人気がある航路の場合、夏の分の予約をある日にちから一斉に始めるといったケースもあります。 予約は旅行センターで申し込めばOKです。 ところで、意外と見落としがちなのが港へのアクセス時間やその費用、そして搭乗手続きに要する時間です。長距離フェリーの場合は搭乗1時間以上前までに港で出港手続きを行う必要がありますし、それに合わせて移動をはじめねばなりません。 多くの人は、駅から港まで近いと考える人が多いでしょう。離島航路など、客船の場合は駅の近くにあることが多いですが、長距離フェリーの場合、トラックの利便を考え、駅よりもむしろ高速道路のジャンクション近くに作られることが多いのです。したがって、港への移動手段を十分に熟知している(場所がわかっている/港へ向かうバスの時刻がわかっている)ので無ければ、さらに余分に移動時間を見積もっておく必要があるでしょう。 最後に。 より一層船についての基礎知識を得たい人は、各航路について詳細な情報が掲載されている「日刊海事社」のホームページをお薦めします。URLはこの通りです。 http://www.fune.co.jp/ 時刻・価格ははもちろん、港への地図や移動手段、船室や船内設備についても完璧に網羅。これ以上のデータベースは他にありません。
|