旅というものは気軽にぶらりと出ても楽しい物なのですが、何か目標を持って旅をするとまた違った楽しさが味わえます。
　たとえば、「城郭めぐり」でしたら、近くにある城郭をルートに入れるよう行程を練らねばなりません。つまり、全く何もない場合にくらべて幾分か条件は厳しくなりますが、達成感や満足感は倍増することかと思います。

　私の場合は「離島めぐり」と「ゲテ物ジュース探し」でしょうか。特に後者については、地方で怪しげな缶ジュースを見つけては喜んで買い、それが不味かったらさらに喜んでもう一本買います。バカですね。

　あまりお薦めできない旅のテーマもあります。たとえば、鉄道ファン系の旅人の多くがチャレンジしている「全国ＪＲ全線制覇」。これは時間や費用がかかる割に同じような車窓をひたすら見続けて居なければならず、あまり「想い出」は残りません。（とはいえその結果思いもしなかった目的地が思いもしないような場所だったりして、それはそれでいい想い出になりますが。）もっとも、お薦めしないという割には、私もやっています。

　旅の形は三者三様です。あなただけの旅の形を考えてみませんか。