この文章は風早彦(http://ya.sakura.ne.jp/~maxi/)さんから寄稿していただいたものを加筆したものです。ここで御礼申し上げます。
筆者はオフロード派なんでロード派の装備とかには非常に疎いです。 けどツーリングで必要な事柄なんて、ほとんど同じようなものだと思います。 私はどっちかというと無計画にふらぁ〜っと出て行くツーリングがほとんどなんですが、これはよく知った地域で無いと、そうとう痛い思いをすることもあります。こんな私自身の経験からくる独断と偏見で纏めたTipsを紹介させてもらいます。 ○基本装備として必ず備えておきたいもの 何がともあれ、必ず持っておくべき物をここに記します。
- ツーリング地図
- 雨具
- コンパス
- 予備キー
- パンク修理キット
○オフロード派ならば出来れば持ち歩きたいもの もしあなたがオフロード派であれば持っておいた方が良い物を記します。
- 予備チューブ
- プロテクター
- ザイル
- 予備のネジ類
- 予備レバー
- 地形図
#ともかく壊れたときや落ちちゃったときのことを考えて準備しましょう。
○服装 炎天下の夏場はともかく、それ以外の時は出来る限り長袖・長ズボン・長指グラブ着用を徹底することをお勧めします。 特にグラブは重要で、こけたときのほかに応急修理などでも重宝します。 またオフロードの場合は崖落ち処理とか難所越え時のルートの応急製作などでも重要な役割を果たします。足元は林道程度までならば別に、ライディングシューズでもかまわないと思います。 ジャケット類はバイク用品が多機狽ナ保温性も高くベストなんですが、普段自分が着ているもので、袖口が絞れるものならそれで十分だと思います。 ヘルメットは私みたいにフルフェイスしか持っていなければ仕方がありませんが、オンロードメインのツーリングだと、ジェットタイプのヘルメットが一番かと思います。 ○事前準備 目的地が決まっているツーリングの場合、事前に地図を調べておいて、ルートを決定しておきます。このときメインとなるルート上の主要な目印(ガソリンスタンド・駅などの施設、交差点名称)をチェックしておき、出来る限りミスコースを減らすようにします。事前に地図をチェックしておけば、不意の通行止めなどがあってもあまり迷うことなくルート変更が出来るからです。 またチューブタイプのタイヤを使用している人は、なるべくパンク修理の練習をしておくことをお勧めします。ツーリング中のパンクは時々あることです。チューブレスならば糊付けたゴム棒を穴に突っ込んで、1分待ってあまりをきり飛ばせば終わりですが、チューブタイヤの場合はそうはいきません。ほとんどの人がタイヤをあけることはおろか、車輪を車体からはずすことすら出来ません。またタイヤからチューブを出せたとしても、穴をふさげなかったりタイヤを嵌めなおすことが出来なかったりします。道端でやると焦りも出ます。自宅などで落ち着いて事前に練習しておけばまだ、パニックになることは少ないでしょう。 ちなみに、Holtsなどから出ている瞬間修理材ですが、あれはムースタイヤと同じなので、あれで修理しても50kmくらいしか持ちませんんで、あまりアテにしないほうがいいです。
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