時刻表を見るとたまに横に「500系のぞみ」「ハイパーサルーンで運転」などと書かれていることがあります。これらは通常の車両とは異なる、特徴ある車両で運転されることをPRするために書かれたものです。多くの場合は新型車両で、より良い座席、広い空間、眺めのいい大きな窓などなどとより快適な旅を楽しめます。 とはいえ、どの車両が新型車両を使っているかを判別するのは、鉄道に詳しくない一般人にはきわめて難しいことです。そこで、簡単な見分け方をいくつかお教えしましょう。
- 「スーパー」がつく:多くの場合より目的地へ早く着くことが出来るためにスーパーを付けているのですが、こういった車両にはまず間違いなく新型車両が使われています。たまに「スーパーだから特別料金がいる」と間違える人が居ますが、料金は全く一緒です。同様にして「ビュー」「(ワイドビュー)」「フレッシュ」「サンライズ」にもそれが言えます。
- 名前がやたらとカタカナ:カタカナが多い列車名の多くは、最近新たに誕生したものです。単純な日本人の性(さが)ですね。代表例に「サンダーバード」「オーシャンアロー」「カシオペア」「ソニック」「タンゴディスカバリー」が挙げられます。
- 横に「4人用グリーン個室連結」などと書かれている:「どうせ自分は使わないから関係ないや」と思う事なかれ。これも新型車両であることが多いのです。
- 横に「デラックス車両で運転」などと書かれている:冒頭にも述べましたとおり、これも新型車両であることが多いです。他には、「ハイパーサルーンで運転」「パノラマグリーン車連結」などです。
…以上が簡単な見分け方です。聡明な鉄道ファンの皆様なら「嘘が多いなぁ」とお思いになるかもしれません。実は特例は山ほどありますが、それらを事細かに記すのはここでやるべき事ではないでしょう。大まかな「原則」を記したまでです。
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